田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

足もとを のぞき込むほど 春を知る (哉々)

2009年02月04日 | 日記
2月4日(水)立春 曇り 午前中には青空が広がる 暖かな一日

昨夜の天気予報では朝から快晴になっていたが、夜が明けが近づいても浅間山が見えてこない。
昼前には青空が広がり立春らしく暖かくなったので外に出てみた。
立春という文字に誘われて軽装で外に出ると風は冷たく感じた。
目の前の桜“プリンセス雅”の枝咲をを見ると「まだまだ春は遠いいよ」と言っているようだった。


空の青さが深く浅間山もしばし噴煙を出すのを控えているように澄み切った空だった。
先週の寒い日に雪が降り咲きかけた福寿草の蕾が凍えたのではないかと心配した。
覗きに行くときれいに花びらを広げて太陽の光を受けていた。


庭にひとつだけ開いた福寿草に神々しさを感じた。
道路際の湧水が流れる溝にセリが出ているか見に行くが、そこにはオオイヌノフグリが青い空を映したかのように咲いていた。


セリはまだ小さな芽をだしただけだが、春一番の美味さは格別だろう。
明るい緑と深い香りが食卓を飾ってくれるのももう直ぐのようだ。


昼飯を済ませた後は予定していた髪を切りに行く予約が取れなかったのでのんびりすることにした。
昨日のブログにストーブの灰のことを書き、その灰が釉薬になることを書いたが、色の表現があいまいだったので写真を撮ってみた。
大きな皿は秋刀魚を丸ごと炭で焼いてど~んと乗せる皿がほしいと数年前のことだが・・・
上山田温泉にある『郷土陶器・佐良志奈焼』の“たからや”さんに作ってもらった。
この店の主人はMと同郷で遠縁に当たるとのことで、信州に来て林檎の灰を釉薬にしたのだと云う。
秋刀魚を乗せる皿だからもう少し幅が狭くても良いのだが・・・・・
何故かこの大きな皿が6枚もある。
手前左はソースでも入れるのか使い道は判らないがいただいた物で、横の小さいのは極小の小鉢とでも云うのか?
色は落ち着いたブルーで其れなりに俺の好きな物の一つになっている。


足下を のぞき込むほど 春を知る (立春によせて)
コメント (6)
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