田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

春を感じさせる 日の出

2009年02月12日 | 日記
2月12日(木) 雪(がっ降った) 快晴 暖かな一日

早朝に目を覚まして外を見ると雪・・・
既に止んでいるが一面白で覆われていた。
昨日まで春日が続いていたのが嘘のような景色だ。
里には陽の光が届かないが、浅間山の頂上付近には僅かに紅を射している。


太陽はまだ昇ってこないが東低い空は紅を映し燃えているようだ。
この時間帯がなんとも言えないワクワクする。
少し前のフレーズなら“夜明けのコーヒー”の時間帯だろうか?


浅間山を見てみると少し前よりも鮮明に朝焼けを現している。
噴煙が下から盛り上がりその縁取りを朝陽が染めている。
雪が見えていても冬ではないことを現している春色に染まっているのがよい。


やがて日の出の時刻より少しだけ遅れて大きな太陽が昇ってきた。
春霞が濃いのか陽の光が真冬ほど鋭く里にとそかない。
優しくゆっくりと金色の太陽の光が隣の集落まで来ている。


Mが留守の間は俺のペースで作れるのが良い。
いつもより早めの朝飯を済ませ午後の来客に備えた。
町の行政が担っている環境について話をすることになっている。
この町の在り方や行政が扱っているゴミ問題など以前調べた資料を引っ張り出して再確認してみた。
2004年の頃と今でもたいして違いはないが、世間が地球温暖化など対策が進んでいる分この町は後れを取っているんかもしれない。

昼前には強い太陽の光でズンズン雪が熔けていく。
昼飯を採りながら雨だれを見て、その音は変則的なリズムながら一定の流れを感じた。


生ゴミをダンボールを使って堆肥化することも、行政としてどのようにやっていくかは見えてこない。
生ゴミの価値観から見れば対費用効果を例にとれば、燃やすのが一番経費がかからないだろう。
しかし、循環型町づくりを提唱しようとすれば、生ごみを畑や花壇に還元することがベストだと思う。
しかし、農業者から空見れば生ゴミだけでの堆肥は肥料としての効果は薄いという。
牛糞を混ぜて窒素成分を充分含ませることで作物に対処できるものとなる。
牛糞と生ごみと合わせた堆肥作りとなると、多くの市町村で実施している大型プラントが必要となる。
しかし、財政が厳しい立科町では大型プラントは難しいことだろう。

午後2時過ぎ客人がきて環境に関わる話に盛り上がり5時を過ぎてしまった。
浅間山には強い光も当たらずに僅かに白い噴煙が上がっていた。
頂上付近は熱で雪が解けたのか?それとも噴煙に含まれた灰が雪を黒くしているのだろうか?


活火山が一日中見ることができる環境に感謝
コメント (4)
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