9月3日(木) 曇り 風が冷たく心地よい 夕方は寒さを感じる
Mが大きな声で“衝突事件が起きた!!”と云っている。
朝飯の準備をしているときにいつもは見ないテレビのスイッチでも入れたのだろうか?
PCをそのままにして声のほうに行って見ると寝室の南側のガラスに鳥が衝突したのだ。
外に出て見ると“アオゲラ”がコンクリートの上に横になっている。
窓ガラスに空や木々が映り込み建物があることが見えなかったのだろうか?
まえに“コゲラ”の幼鳥が同じ場所でガラス戸にぶつかり気絶したことある。
あの時は軽い脳震盪で息を吹き返したが・・・・・・
近くではモズが盛んに雄たけびを挙げていることから、追われたのかもしれない。
そっと手を添えると温かい・・・・
緑の背中胸から腹にかけてグレーの地に黒い斑点がある。
翼全体はみどり色を見せている頭と口の脇は赤い・・・嘴は鋭く木をくりぬく力を持っている。
“アオゲラ”英語では≪Japanese Green Woodpecker≫日本古来の鳥で本州だけに生息すると云われている。
可哀そうなことをしたが、彼が木に穴をあけて中の虫を引き出すために使う舌が口から出ていた。
キツツキの仲間は木に穴を掘るときに頭に衝撃を与えても大丈夫なようにできていると云う。
ガラスに衝突してダメージを受けるとは皮肉なものだ。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/e3/8b71ae8b57edab5f08398879f36e671b.jpg
体長は30cmくらいありそうだ・・・・・
息を吹き返すことを願って、猫が来ない囲いのある芝の上にそっとおいた。
≪アオゲラはその後息を吹き返すことはなかった。姿を見たい方はURLを・・・≫
昼前に薄日が差してきたので庭に出た。
夏の長雨でヤマボウシの赤い実も危ぶまれたが数は少ないが風情のある紅葉と赤い実を見せてくれている。
この木の根元にはシュウメイギクが一斉に花を咲かせようとしているが、更に下の草むらではホトトギスが花を見せている。
草むらの中にはゲンノショウコウの大きな株から白と紫に黄色をあしらった花が沢山見えている。
ホトトギスは東京吉祥寺から移り住む時に持ってきたもの、今では信州の草たちとも馴染んでいる。
庭の秋を演出してくれるのはこのところ急に増えた真っ赤なトンボだ。
アキアカネだろうか? 昔の流行り唄に羽を取れば唐辛子と云った唄があったが全くその通り・・・
この翅の文様も透かして見ると見事な出来栄えだろう。
庭は全て秋いろに変化したかと云うと春から変わらないで姿を見せている蝶がいる。
彼女は季節感を持たないのだろうか?
庭に出た時には常に姿を見せてバンザイをしてくれる愛嬌のあるヤツだ。
小粒ながらウイットのある表情と翅の文様が元気をくれる。
草むらを見渡すと目に入るのは秋の装いとなったものが多いが、未だに衣変えをせずに頑張っているものがいる。
7月の朝露に涼しさを醸し出した“ツユクサ”今この姿を見ると涼しさよりも寂しさを感じるのは何故だろう。
色も鮮明なブルーに白と黄色がどんよりした雲の下では余計に侘しさを感じる。
一回りをして井戸の蛇口の処へ来ると南天の花が終わったところでアマガエルがじっとしていた。
禅の修行のように半眼の視線で僅かにこちらを追っているのか目が合ってしまった。
坐禅を組みながら目線を世俗の汚れたものへ向けたと云うことで警策がバシバシと音をたてて嗜める場面だろう。
しかし・・・良く見るとカエルには肩がないばかりではなく、再び半眼の姿勢に戻っているのだ。
もしや世俗の邪気を呼び込んだのは俺の自身なのかもしれな。
南天の実とカエルの吸盤どちらも同じように見えるのも「木遁の術」になるのだろうか?
Mが大きな声で“衝突事件が起きた!!”と云っている。
朝飯の準備をしているときにいつもは見ないテレビのスイッチでも入れたのだろうか?
PCをそのままにして声のほうに行って見ると寝室の南側のガラスに鳥が衝突したのだ。
外に出て見ると“アオゲラ”がコンクリートの上に横になっている。
窓ガラスに空や木々が映り込み建物があることが見えなかったのだろうか?
まえに“コゲラ”の幼鳥が同じ場所でガラス戸にぶつかり気絶したことある。
あの時は軽い脳震盪で息を吹き返したが・・・・・・
近くではモズが盛んに雄たけびを挙げていることから、追われたのかもしれない。
そっと手を添えると温かい・・・・
緑の背中胸から腹にかけてグレーの地に黒い斑点がある。
翼全体はみどり色を見せている頭と口の脇は赤い・・・嘴は鋭く木をくりぬく力を持っている。
“アオゲラ”英語では≪Japanese Green Woodpecker≫日本古来の鳥で本州だけに生息すると云われている。
可哀そうなことをしたが、彼が木に穴をあけて中の虫を引き出すために使う舌が口から出ていた。
キツツキの仲間は木に穴を掘るときに頭に衝撃を与えても大丈夫なようにできていると云う。
ガラスに衝突してダメージを受けるとは皮肉なものだ。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/e3/8b71ae8b57edab5f08398879f36e671b.jpg
体長は30cmくらいありそうだ・・・・・
息を吹き返すことを願って、猫が来ない囲いのある芝の上にそっとおいた。
≪アオゲラはその後息を吹き返すことはなかった。姿を見たい方はURLを・・・≫
昼前に薄日が差してきたので庭に出た。
夏の長雨でヤマボウシの赤い実も危ぶまれたが数は少ないが風情のある紅葉と赤い実を見せてくれている。
この木の根元にはシュウメイギクが一斉に花を咲かせようとしているが、更に下の草むらではホトトギスが花を見せている。
草むらの中にはゲンノショウコウの大きな株から白と紫に黄色をあしらった花が沢山見えている。
ホトトギスは東京吉祥寺から移り住む時に持ってきたもの、今では信州の草たちとも馴染んでいる。
庭の秋を演出してくれるのはこのところ急に増えた真っ赤なトンボだ。
アキアカネだろうか? 昔の流行り唄に羽を取れば唐辛子と云った唄があったが全くその通り・・・
この翅の文様も透かして見ると見事な出来栄えだろう。
庭は全て秋いろに変化したかと云うと春から変わらないで姿を見せている蝶がいる。
彼女は季節感を持たないのだろうか?
庭に出た時には常に姿を見せてバンザイをしてくれる愛嬌のあるヤツだ。
小粒ながらウイットのある表情と翅の文様が元気をくれる。
草むらを見渡すと目に入るのは秋の装いとなったものが多いが、未だに衣変えをせずに頑張っているものがいる。
7月の朝露に涼しさを醸し出した“ツユクサ”今この姿を見ると涼しさよりも寂しさを感じるのは何故だろう。
色も鮮明なブルーに白と黄色がどんよりした雲の下では余計に侘しさを感じる。
一回りをして井戸の蛇口の処へ来ると南天の花が終わったところでアマガエルがじっとしていた。
禅の修行のように半眼の視線で僅かにこちらを追っているのか目が合ってしまった。
坐禅を組みながら目線を世俗の汚れたものへ向けたと云うことで警策がバシバシと音をたてて嗜める場面だろう。
しかし・・・良く見るとカエルには肩がないばかりではなく、再び半眼の姿勢に戻っているのだ。
もしや世俗の邪気を呼び込んだのは俺の自身なのかもしれな。
南天の実とカエルの吸盤どちらも同じように見えるのも「木遁の術」になるのだろうか?