田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋晴れの下 久しぶりに虫たちの観察

2009年09月16日 | 日記
9月16日(水) 晴れ  涼しさが日ごとに増してくる 陽ざしが強い 一日

浅間山は雲海に隠れていたが太陽が登るにつれて姿を現した。
頂上を隠すほどに雲が出ていると思っていたが噴煙が勢いよく南へ流れ久しぶりに元気な浅間山の姿を見た。


昼飯を摂った後に久しぶりに裏山へ行ってみた。
春には黄色の花のツリフネソウが姿を見せていたが、秋にはピンクの花だけだが目立つ。
しかも、花の盛りを過ぎて種と花とを同時に見ることができた。


一回りしてみるが日曜日に道普請で草が刈られ道の脇は綺麗に片づけられているので花の姿は少ない。
刈り取られた草が太陽に熱せられて特有の蒸れた匂いが充満していた。
一時間くらいで家に戻り孔雀草の花に来る虫たちを観察した。


ベニシジミやセセリチョウはこの花が好きなのか幾つもの個体が花から花を渡り歩いている。
どの蝶も羽の傷みがひどく季節の終わりを実感させられる。


少し離れた処ではピンクのシュウメイギクが満開となっているが、ここにも虫たちが来ていた。
アカトンボがシュウメイギクの上に止まり秋を演出しているようだ。


ひらひらと落ち葉が舞うように飛んできたのがクモガタヒョウモンチョウだろうか?
花に止まるのではなく地面に止まりクルクルと回ると葉の下へもぐり込んでいった。
何をしているのかとそーっと覗き込むが姿は見えない・・・・
地中に秘密基地でも持っているのかもしれない。


ヒョウモンチョウの不思議な行動を観察していたのが俺だけではないと云う事が判った。
すぐ上の枯れた茎で僅かに動くものを見つけた・・・・
眼をギョロギョロさせた後はじっとして動かない、彼も不思議な生き物だが何を考えているのだろうか?


山際で昔集落の人が栽培していたと云うキクイモ?が咲きだした。
ここにもイチモンジチョウだろうか?
傷めた翅を癒すように蜜を吸っている姿が痛々しい。


コメント (6)
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