田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

病院と云うと 心が落ち着くのか血圧は超低値安定となる

2009年09月30日 | 日記
2月30日(水) 雨    小雨となるが つづく雨  夜も雨

2か月に一回の内科の診察日となっている。
佐久病院へは30分あれば余裕と見ていたが今日は途中のトンネルで工事をしているて予想を外れた。
佐久総合病院では悲惨な雨の駐車場に突入するのだが、列をなして待っている車を尻目に軽トラの強み・・・
狭い間に車を突っ込んだ。
しかし、頭からでは水たまりの中へ足を踏み入れることになってしまうので回転して運転席を西に向けた。


採血と注射を外来処置室で済ませてから内科の診察を待つのだが・・・・
予約時間では採血10時30分・・・診察11時30分となっている。
11時30分は午前中の診察予約最終の時間なので誤差が少ないと判断しての決定だった。
採決は予定のぎりぎり5分遅れに入ったのでほぼ順調に到着できたことになる。

小さな中庭の見える明るいベンチに座り本を開く。
毎回だが採血の後、内科の待合に来た時には時計を見ないようにしている。
本に没頭し、まるで活字中毒のようにひたすら文字を追うように心がけるのだ。
徐々に周りに座っていた人がいなくなるのは気配で判る・・・・時計は見ない・・・
この場で時計を見てしまうと何かむらむらとして来ることがあってはいけないと思っている。
窓口で誰か男性が礼儀正しい言葉ながら怒っている口調で話をしている。
待ちきれなかったのだろう・・・・
予約時間が60分くらい過ぎると慣れていない人はムカムラしてくる!!
俺はひたすら本読みに没頭する。

それほど没頭できる本を読んでいたのかと云われると少々恥ずかしいのだが・・・・
以前このブログでこんな本を読んで・・・・とコメントをくれた方がいた。
さっそくその本を購入して家で読み始めたのだが・・・つづかない。
病院の待合室で読むには最適な本なのだ。
どう人は教育されて来たか・・・・と自分を振り返るには好都合な読みものだ。
≪「おバカ教育」の構造≫ー危険すぎる破綻教育の真実ーと副題がついている。


空気が澄んできたように感じるころ後ろを振り向くと待合室に座っている人はめっきり少なくなった。
ここで始めて時計を見ると既に12時55分を過ぎていた。
“昼飯前は午前中”と云う台詞は現役時代に勤め先で使った言葉だが、この病院でも先生は同じような猛烈社員的な働きをしている。
看護婦さんは副数人のチームワークで仕事をするので時間どうりに昼飯は摂っているようだ。
内科だけで9人の医者が診察しているが二人の医者はいつものように遅延の札が下げられている
『90分遅れています。ご迷惑をおかけします』とある。


結局俺が診察室に入ったのは13時30分を過ぎていた。
静かに待つことができるように体力も精神力も回復し≪すこぶる健康な身体≫
を先生の前にさらけ出した。
待ち時間が長いから落ち着きがあるからか・・・血圧は94と60だった。
コメント (6)
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