田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

蝶とも戯る 本格的にマキ作り 

2009年09月26日 | 日記
c9月26日(土) 曇り  昼前には青空が出て 熱い一日

天気予報では来週火曜日から雨となっている。
ストーブ用のマキ材が今から濡れるのも困るので太い木だけでも長さを揃える球切りを始めた。
春先に切り出したたときのリンゴの木は重たかったが一夏越すと大分軽くなっている。
今日は太い木だけを切るのでいつものギロチンは使わずに作業を進めた。


孔雀草の枝が急に撓るのでの目を向けるとモンキチョウが溜まったようだ。
僅かな風でも動くが、シジミチョウが止まっても動かない枝が動くほどモンキチョウは体重が重いのだろうか?
撓った枝が更に風に揺れながら止まり続けて蜜を吸っているようだ。


昼飯をピンクの孔雀草の前で摂っていると次からつぎと蝶や虫がやってくる。
キタテハも裏側の羽に人がホワイトペンでCとか7とか書いたのかと思えるような印がある。
これがLに見えればエルタテハ、Cに見えればシータテハと思っていたが、チョウの世界はそう簡単なものではないと云う。


チョウを観察しながらの昼飯に大分時間をかけてしまった。
食後の運動を兼ねて畑を一回りした。
真っ赤に完熟したトマトが今にも落ちそうになっている。
野菜の収穫は気温が低い朝のうちが良いと云われているが、明日の朝では間に合わないだろう。


畑の外れに咲いているドギツイピンクの松葉ボタンのような花もチョウが好んで来ている。
ここにもウラナミシジミ、ヤマトシジミ、モンシロチョウ・・・と次から次へ飛んできている。


ウラナミシジミはクズの花に卵をうみ羽化するらしい。
秋になると北の方まで生息域が広がるそうだ。
表の文様は大したことはないが裏側は目玉のような文様に眉のもようなものまでついている。
その近くにはしっぽのような飾り翅がありその先端が白く目立つようにできているの可愛い。


だいぶ長く休憩をしてしまったが今日のノルマは太い木を片づけること。
チェンソーの燃料が空になったので入れたのだがここで刃を研いだほうが良いのだだが・・・・
一気に4時近くまで作業を進めやっと球切りが終わった。
今日切ったマキ材を全て小屋の中に積み上げて掃除をして終わりとした。
コンクリートのタタキをほうきで掃くと何回はいてもほうきの目が残る・・・・
あと2か月もするとほうき草が使えるようになるだろう。


全ての作業を終えた時には東の上州の山々は霞の中へ隠れているが、その上に夏雲が何本も立ち昇っていた。
残暑の兆候がこの夏雲に表れている熱い一日だった。
コメント (7)
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