田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋いろ・・・のつづき

2009年09月25日 | 日記
9月25日(金) 曇り 昼ごろから陽ざしがでて雲間に青空が見えた 熱い一日

朝飯を摂っているときにMがヒガンバナが咲いているという。
彼女の話では一週間前から咲きだしたから既に花が終わっているだろう・・・・
朝飯の片付けを済ませてすぐにカメラをもって外へ出た。
無事だった。。このところ雨も降らなかったので一気に咲き終わることもなく美しさを際立たせていた。


曼珠沙華(ヒガンバナ)は2か所に植えてあり上の写真は日当たりが良好な場所で元気そのものだが
もう一か所は白樺に囲まれていて夏場は殆ど陽が当らない。
陽が当たると云えば朝の僅かな日射しと晩秋の白樺が落葉してからだが、この花は既に終わり土の中で過ごしているときだけ。
茎も細く何となく頼りなげな茎と葉なのだが、花を開くと存在感がある。
この秋に陽当たりのよいところへ移植してやりたい。


曼珠沙華のどぎつさを感じる赤とは異なるピンクのバラが涼しくなった秋の気候に助けられた花を開いている。
夏には花を開く前からカナブンに蕾を食い荒らされ惨めだったが、今はその虫たちも姿を消している。
花弁の開きかけに放つ香りは風に乗ると5mくらい離れても感じ取ることができる。
甘い香りに誘われる小さな虫は未だいるのだが、花を荒さないようにしっかりと守っている蜘蛛がいる。


秋の装いを一層美しく見せてくれるのはピンク色の孔雀草がある。
白花の孔雀草は既に盛りを過ぎているが、ピンクのものは優雅さを引き継いで花を開き始めた。


昨年から加わった秋の嬉しいことはイチジクの収穫だ。
夏に雨が続き熟成した実が全て流れてしまったので諦めていたが、このところの晴れ続きで収穫ができるようになった。
ここ冷涼地ではイチジクは無理だと云われていたが、冬場の大げさすぎるほどの避寒対策で大きな実がなるようになった。
木からもぎ取って口に運ぶと甘い・・・幼いときの思い出がよみがえってくる味がする。


秋の実りと云っても口にできるものとできない物がある。
夏場は緑の穂を風に揺らしながら子猫でもかまおうしていたネコジャラシ
今はしっかりとタヌキ色に変化してしかも来年の芽を出すための種を蓄えている。
雨でも降ればすぐに地面におりて越冬の準備にはいるのだろう。


遅めの午後には集落の集会所へ納める蕎麦打ちセットに名前を書き入れる作業をした。
町の「がんばる地域応援事業の交付金」を受けて地元産の蕎麦粉を使って蕎麦打ちを集落の伝統行事にしよういう。
このほかにも同じ交付金でオーブンレンジを購入し、米粉で和菓子やケーキを作ることを集落でやっていく。
将来は地産地消の材料で創作料理や保存食を作り販売にまでつなげれば嬉しい。


夕方7時半から集会所で人権学習会が行われた。
テーマは≪老いを考える≫明日は我が身の者たちが集まり役場の担当者が持ってきたVTRを見て痴呆とどのように向かうかを話し合った。
男性だけの参加者で映画で描かれた主婦が介護をする苦労を思い知らされた。

夜は昼間に収穫したイチジクさてハテどのような調理が可能なのか?
本に載っているようなデザートは可能なのだろうか??
コメント (2)
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