田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

虫たちも一息つく 秋雨

2009年09月29日 | 日記
9月29日(火) 雨  昼を挟み明るくなる 3時前に雨

久しぶりの雨は乾燥した空気を落ち着かせてくれる。
僅かに雨が残っているようだが明るくなってきたので外へ出て見た。
以前にもUPしたタラの木の花は終わりその後どのように変化しているのかが気になっていた。
畑の北側に見に行くと明るい黄色だった花も今や、茎は赤く種が黒くなりコントラストが見事だ。
ウルデの花と同じようなもの、黒い種には毒が含まれているのだろうか?


雨は止んだが薔薇の花や葉には大粒の水滴を載せて生き生きと見せている。
香りも甘く湿り気を持った空気に色香を増しているようだ。


薔薇の近くにある既に役目を終えた枯れた葉の上にツマグロオオヨコバイがじっとして動かない。
いつもなら人の気配を感じ取るのか近づくだけで横に歩き葉の裏側に隠れるのだが・・・
太陽が出ていないと体温が低く動きが鈍くなるのだろうか?


一歩足を前に出すと緑の個体はクルッと素早く葉の裏側に動いた。
その動きに反射的に反応したように白い同じような体型のオオヨコバイが下の葉の上に止まった。
緑のものより一回り小さいがこいつは草取りをしている俺の手を射す虫だ。
射しているところは見ていないのだから確信犯にするには申し訳ないが絶対に悪い虫だと信じている。


木の下の暗い所でじっとしているベニシジミ・・・・
雨宿りをしていたのだろうか?
太陽がサンサンと輝くところでは機敏な動きを見せる蝶だが眠ってでもいるのだろう。


雲が明るくなり薄日が差しだすと畑の枯れ草の上にはシジミチョウが沢山飛び交い始めた。
足元にある増えては困るスペアミントの花に止まるのは尾羽が可愛いウラナミsジミが止まった。
いつもは表の翅を見せることが少ないのだが・・・
この表の模様と色だけでは種類が判らなくなるほど、似通った蝶の姿だ。


葺きの生えているところへ行くと目に飛び込んできたのはウラギンシジミだった。
7月に一回見ただけでカメラには収められなかったまま出会いたいと思っていた。
しかし、今までとはことなり葉の上で脱力をしているようにべったりとしてる。
触角はしっかりと上に向けているだから♀でも見張っているのだろうか・・・
一瞬東の風が強く吹いたと思ったらファインダーからは消えて既に白樺の上にまで行っていた。


今日はシジミチョウの仲間ばかりが庭に来ているようだが時たまモンキチョウやモンシロチョウが低いところで舞っている。
一番多いのはヤマトシジミだろう。
花に止まる時はしっかりと翅をたたみゴマ塩の裏翅を見せている。


束の間の薄日だったがチョウたちには嬉しいひと時だったのだろう。
俺もウラギンシジミに会えるとは思っていなかったが・・・・・
純白の裏翅を見ることができなかったことは、次回に期待をかけることにする。

夜は19時から≪触れ合いむら環境フェア≫の役員会に出かける。
予定どうりにことが進むように・・・楽しくなくちゃエコじゃない!!
コメント (2)
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