10月8日の体育の日にイチジク狩りに行った。雨が降るという天気予報だったが、なんとか日中は降らないで済んだ。それでということもないのだが、大江健三郎さんのふるさとの内子町大瀬を訪れた。これはこの土地に昔勤めていた人が案内をしてくれたのだ。
国道からはずれて旧の村内に入り、元村役場跡に大江健三郎を記念して彼の著書や写真等の資料がおいてある。村の空中写真のような描いた図があり、彼の生家は単に生家とだけ書いてある。これは彼の親戚が現在も住んでいるから、観光客がぞろぞろ見に来られるのは迷惑だということもあるのだろうが、それだけではなく大江の謙虚な意向が反映されていると思える。