口語訳でいいから一度源氏物語を読んでみたいと考えている。沢山の人が訳しているのだが,瀬戸内寂聴さんの口語訳は今どうだろうかと考えている。これはあくまでもはかない希望であって生きているうちにこれが実現するかどうかはわからない。
それで松山市立図書館とか県立の図書館にあるかどうかを探したら、どちらかにはあるようだ。県立図書館の方が仕事場からは近いのだが、市立図書館の方がこのような本はよくそろっているらしい。
いままで小説をあまり読まなかったが,これはそれが好きでないというよりはそういうものに耽溺しない方が良いという強い意識からであった。たしかに文学に耽溺してしまうと才能のない自分にはいつも頭を使う物理とかはできなくなるだろう。それくらい人間の関心のあることとしてはかけ離れている。
スノーが文学的な文化と科学的な文化と二つの文化がかけ離れていると言ったのはもうだいぶん昔のことになるが、その状況は今もなおまったく変わっていない。