今年はじめてe-taxに挑戦した。延べかかった日数は4日であった。初めての人にはこれは複雑すぎる。初めの日はIC card readerの設定から初めてたくさんのことをした。その設定がたくさんある。もっとも設定自身はたくさんのマニュアルを読んでその通りにすればよかった。でも指示を見るために該当箇所をプリントして読みながら設定等を行った。面倒でたくさんの書類を読むのが手間ではあったが、トラブルはなかった。
確定申告の書類作成は2年ほど前から国税庁のホームページでやっていたので入力は比較的簡単である。ところがこれを電子申告しようとしたら、トラブルが発生した。ポップアップ何とかが解除されていないとかでそれを指示に従って解除で第1日は暮れた。
第2日以降はデータをつくって読み込もうとするが、読み込んでくれない。どうしてかわからない。それでデータを作り直すこと2度3度。データを開こうとすれば、データが壊れるとの注意書きがあることに気がついたで第2日は終わり。
第3日はデータを新たにつくってその読み込み方もなんとかわかり、データを送ったが、初期登録がすんでいないというメーッセジでやっと開始届けと初期登録とがちがうということがわかって初期登録をする。しかし、この初期登録について国税庁から何か承認の連絡があるのかと3日ほど待つ。その辺がはっきりしない。4日目に新たな連絡はなさそうだと思う。
第4日はそれまで保存していたファイルはすべて破棄して新たにデータをつくる。そして電子申告したら、エラーもなく送信できた。メーッセジで確認したら、どうも無事に送れたらしい。やれやれ。
妻がいうにはe-taxなども役所の言い訳のためにつくられているという。簡単にできないのだが、やろうと思えばできますよといえるためだという。そうかもしれない。ことは税金に関することなので粗雑に扱っていいとは思わないが、IC card readerの設定等から考えるとあまりにも煩雑すぎて普通の人がやれるのだろうかと心配になる。
確定申告の自己申告はe-taxによろうがどうしようが、面倒である。甥などは自分で書いて郵送したところ後で税務署から呼び出しを受けた。それ以来、確定申告を嫌がって税理士さんに依頼することにした。これは彼がとても忙しいからである。世の中に税理士さんはたくさんいてその人たちが生活できているのは偏に税金の申告等の難しさの故であろう。税理士さん万歳。