物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

鼻かぜ

2008-08-12 12:50:06 | 健康・病気

暑いのでエアコンをかけて寝るせいか、鼻かぜ気味である。昔はエアコンなんてなかったから夏は寝苦しくて睡眠不足になったものだ。このごろではエアコンなしの生活は考えられない。

2階で寝ているが、7,8月はとても暑くて夕方になると2階の窓を開け放しに行くが、それでも外気の温度が下がらないのだから、屋内の温度が下がるわけがない。でも窓を開け放しに行かないと夜の11時ごろでも昼間の余熱で蒸し暑いからもっと大変だ。

日本の季節は四季がはっきりしていいていいが、この7,8月の暑さはこたえる。この暑さがなかったら、日本ってどんなにいい国だろうかといつも言っている。これは気候における住みやすさの問題で政治や経済の問題ではない。

政治が経済とか生活を改善できる余地がほとんどなくなっていて、生活は苦しくなっている。

いや昔と比べれば、生活内容は格段によくなっているだろうが、単に昔と比べるということではなくて現在の段階で物事を考えないといけない。国の財政赤字は800兆円という。それを後世の子孫たちに残さないためには財政の緊縮化が必要であろう。ところが一方で貧困が起こっている。これは規制緩和のせいでもあろう。そして公定歩合を上げると不況だという。

公定歩合を下げたり、人件費の合理化によってやっと保たれていた好況だったということであろう。だから、会社は資本蓄積が少しできたにせよ一般の者にはどうも好況という感覚はまったく感じられなかった。

日雇い人材派遣とか職業も安定しないし、収入も安定しない。ところがこれらの人が政治的にまだ十分には怒っていないように思われる。単に文句を言うだけではすまない。投票で時の政府を動かす必要がある。生きていくのに必死でそんな余裕はないというのが実情なのだろうが、それでも一票の重みが積み重なれば、政治を動かすことができる。

後期高齢者といわれる老人も社会弱者の中に入るが、その人たちも危機意識が十分でない。私も数年したら、後期高齢者の仲間入りなので、人ごとではない。