「対数とは何か」についてのエッセイを書いている。
いまはゴールドスタインの「古典力学」〔吉岡書店)の下巻の訳の途中だが、11章を除いて出版社に訳をすでに完成させて送った。
11章の訳にすぐとりかかるべきなのだが、8月23日に徳島科学史研究会と日本科学史学会の四国支部年総会が愛媛大学工学部の講義室であるので、その講演の準備を兼ねている。
この頃だからパワーポイントで講演を行うのだが、残念ながら私はまだこのパワーポイントに慣れていない。それで早くパワーポイントをその講演のためにつくらなければならない。しかし、それは後に回してエッセイを書いている。
これはゴールドスタインの訳の途中の気晴らしの意味もある。気晴らしといえば、イタリア語でdivertissement(気晴らし)という語があり、これはモーツアルトの曲の題名でもある。
いつかこのdivertissement(ディベルティスマンと発音する)のCDを買いたいと思いつつ、まだ買っていない。
今朝妻に対数と指数とは同じものだということを説明するのに30分ぐらいかかったが、このことを最後には了解してくれた。これが予定された講演のテーマである。
(2011.2.14 付記)「対数とはなにか」はすでに徳島科学史雑誌に発表しているが、このpdfファイルをほしい人はメールをしてくだされば、お送りすることができる。