物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

盆休み

2010-08-16 10:29:58 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日と昨日は勝手に盆休みとした。それでときならぬ2連休となった。それで2連休など休みすぎということで今日は仕事場に出てきている。

朝、9時過ぎに久しぶりにE大学の勤めていた学科の事務室に図を描いてもらう下図を届けにいったのだが、さすがに誰も来ていなかった。夏のエアコンの電気代を節約するために学長命令で夏休みをとりなさいとの通達が来るようになったのは私が現役であと定年を数年後に控えたころだったので、その慣例が一般的になってきたのだろう。いいことである。

日本人は働き蜂だとか言われてきたが、ようやくそういうことも少しづつではあるが、緩和して来ているのかもしれない。日本の夏は暑い。暑いだけなら我慢ができるが、その上に湿度が高い。これが日本の夏が過ごしづらい理由であろう。一日の最低気温が24度より下がれば、ほっとするのだが、このところの最低気温は28度とかである。これだと朝の比較的涼しい時間帯でもやりきれない。

特に屋内は朝から30度を越えている。これでは暑いはずである。若いときに大学の宿舎に10数年住んだが、堀江の海岸の方から吹く北風が8月5日を過ぎると幾分涼しくなったような気がした。だから、8月5日が暑さの境だと思っていたが、どうも今年はそうでもないらしい。

最低気温が26度以上だとやはり暑いと思う。だが、エアコンをかけると室内は26度でも涼しいと感じる。これは湿度が低いせいだろうと思う。ドイツで夏を一回だけ過ごしたが、この年確かに雨が少なくてあつかったが、それでもからっとした夏で日本の夏と比べると過ごしやすいものであった。それに8月の後半にジュネーブを中心としてスイスを訪れたから、それほど暑くはなかった。もう八月の後半は秋の始まりという感じで、天気も8月前半ほど天気が続かない。

そうはいうものの今年のロシアの夏は猛暑だそうで、小麦の1/4が暑さでやられ、ロシアは小麦の輸出を禁止したとかテレビで見た。いろいろなことが起こるものである。