前に書いた二項定理のエッセイを読み返したら、時間が経ったために意味が不明なところがあり、そこを補筆した。前に書き終わったときにもう出来上がったと思っていたが、時間をおいて原稿を見直したのは正しい措置だった。
もちろん、これは間違っていたというよりは参考にした本を読んでそれについて書いたときにはなんでもないと思ったことを忘れてしまっていたのだ。補足の説明が必要であった。二項定理なんてのは誰でも知っている定理なので、新しい知見があるわけではないが、それでも何か新しい観点があるものである。
また、そろそろ9月が近づいたので、数学・物理通信の第4号の発行が近づいてきた。それで、N.N.さんの投稿だけではなく私のこのエッセイを載せようかと思っている。
また、小著「数学散歩」の索引をつくろうとしている。本を読み返しては索引に載せたい語を拾い出すという作業を眠い目をこすりながらやっている。