物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

水資源問題

2010-08-18 12:54:14 | 社会・経済
中国の水資源問題が新聞に出ていた。ところが水が豊富にあると思われている、日本も水の輸入国だという。その謂われははっきりとはわからないが、どうも食料を大量に輸入しているかららしい。確かに食料は水なしには生産できない。なるほどそういう輪環関係があるのかと思った。

中国ではインドとかタイやラオスに流れていく河の上流に大きなダムをつくり、そこから得た水を北京へと流そうとしているとかいう。とても大きな土木事業である。それくらい北京には水が不足しているらしい。中国はこの例で見てもわかるように大きな土木事業が行われているらしい。

水問題といえば、猪瀬東京副知事が東京の水道局の水の配水事業の優秀さを外国に売り込みたいとテレビで言っていた。これは東京都は水の漏水で失われるパーセントが3%未満だとかでこれは世界各都市の実績と比べてすごく少ない漏水率なのだそうである。

こういった技術が日本にはたくさんあるのだろうが、それを生かして世界に貢献できれば、いいと思う。省エネ技術にしても工場廃水からいろいろな資源を回収しているとかいう。そして廃水はきれいになるし、また、経済的にも利益を得ることができるとすれば、大いに結構なことである。これは廃ガスでもそうであるらしい。たとえば、鉄鋼会社の煙から有効な資源を回収することで経済的にも潤うし、有害でなくなるとすれば、これは大いに結構なことである。

こういう技術はたくさんあるのであろうか。日本の経済だとか技術とかが不振だといわれているので、どこからブレークスルーするか日本人の賢さが問われている。