物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

伊藤穣一さん

2012-08-13 14:35:28 | デジタル・インターネット

TEDカンファランスをスーパープレゼンという題で紹介している、伊藤穣一さんはテレビで自分のことをJyo Itoと言っていると思っていた。

が、インターネットで見るとJoi(カタ仮名書きすれば、ジョイか)と言っているらしいことがわかった。彼の実際に言っている発音を音で聞いて正確に聞けているかどうかは私にはわからない(注)。

Joiと文字で書くと、フランス語を少し学んだ私などはジョワと発音しそうである。oiと書くと普通フランス語ではワと発音するというのは鉄則であるから。だから、Jyoの方がいいような気がするが、本当のところはどうなんだろうか。

人の名前の発音などどうでもいいように思うが、ちょっと気になった。

伊藤さんはベンチャー企業家としても知られているが、アメリカの大学で物理をも学んだ方らしい。長いアメリカ生活で英語を日本語と同様に話す人らしい。これは彼が少年時代を十年の長きにわたってアメリカに住んだことにもよるらしい。

その上でまたアメリカの大学で学んだのだから、英語は自由自在なのは当然であるらしい。いろいろな人が日本人のいるということである。

そういえば、私の知り合いにも10年近くアメリカに住んでいたので、英語の方が文章や話すのに困らないという人がいる。

(2013.1.23 付記) (注) その後、このNHKの教育テレビのスーパープレゼンの放送のはじまりの表紙のところで、伊藤穣一 Joi Itoとローマ字で入るようになった。これは私のようにJyoと聞く人がいるからなのであろう。なんとも親切なことである。


閑話休題

2012-08-13 12:04:37 | 日記・エッセイ・コラム

閑話休題とはどういう意味である知らなかった。知らなかったとはいえ、およその意味はわかっていたつもりだったが、どうもそうではなかったらしい。

昨日の朝日新聞の書評に「昆虫食大全」とかなんとかいう書の書評があり、それを多芸多才の人、山形浩生が書いていた。今日の主眼はその書評そのものではない。

彼の書評の中に、閑話休題という語が使われていた。この語は若いときから何回も書かれているのを読んできた。だが、その正確な意味を知らなかった。ということで、日曜日でもあり、一人で暇にしているので、新明解国語辞典であたってみた。

閑話休題という語は文頭にしか使わないということをはじめて知った。話の本筋でないところから本題に返すというというときに使うという。だから、「さて、本題にかえって」という意味らしい。

何年日本語を使ってきたのだろうか、私はそういうことも知らないで。昨日は妻もいなかったので、昼下がりに昼寝もしたが、通奏低音と閑話休題という語を辞書で調べたという収穫があった。

山形浩生は私の旧知の山本義隆氏の予備校での教え子らしい。これはかなり以前に山形氏が山本さんの書を書評していたときだったかに本人が書いていた。

私の子どもによれば、山形氏は不思議な人らしく、経済の本だかを翻訳したりもしているらしい。東京大学土木工学科かの何かの出身らしく、どこかの会社に勤めているらしいが、むしろ評論家として知られており、特異な才能の持ち主らしい。氏の活躍を祈る。