物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

因数分解の公式を忘れたら3

2012-08-16 11:06:57 | 数学

「因数分解の公式を忘れたら」1,2と題するエッセイを書いて、愛数協の「研究と実践」に投稿したのはもう7月のことだったと思う。

それらを並進演算子のエッセイを最近書いたので、一緒に友人の数学者Nさんに送ったら、古いエッセイの方のコメントを昨日郵便でもらった。

私はこちらの方のコメントは求めていなかったが、それでも親切にコメントをくれた。そして、並進演算子の方はもう少しコメントを待ってくださいと書かれていた。

手紙の中にx^{4}+4の因数分解の公式の一般化のコメントを赤字の走り書きでしてくれたみたいだっだ。「みたいだった」というのは実はコメントのいいたいことがもう一つはっきりしないのだ。

それで、仕方なく自分で昨夜考えてみた。たぶん疑問は解決したとは思うのだが、念のためにNさんに電話をかけて8月25日を過ぎたら、話を聞きに行くからと伝えておいた。

x^{4}+4の因数分解の公式を一般化すれば、x^{4}+n^{2}とでもなろうか。n=2ときが件の公式となる。x^{4}+n^{2}は2n=m^[2},m=偶数という条件を満たすなら、因数分解できそうだが、まだきちんと考え尽くしている訳ではない。

そして、このx^{4}+n^{2}の因数分解ができるなら、x^{4}+n^{2}y^[4}の因数分解はとうぜんできるはずだ。

ということで、「因数分解の公式を忘れたら3」を書こうかと考えている。Nさんはこのエッセイを高校の先生に読んでもらったらいいと薦めてくれたが、さてどうだろうか。

また、前のエッセイ1,2にあったミスプリントをNさんが今回指摘をしてくれたので、すでに投稿した原稿を修正する必要ができた。

(2013.3.8付記) 現在までのところ、「因数分解の公式を忘れたら3」は書く途中頓挫しており、完成をしていない。「因数分解の公式を忘れたら」、「因数分解の公式を忘れたら2」とはすでに愛数協の機関紙「研究と実践」に掲載された。もっとも普通の人がこの機関誌に接することはとても難しい。個人的にご連絡を頂けたら、これらのエッセイのpdfの文書をお送りすることはできる。