なぜか「ウナ セラ ディ トウキョウ」という歌謡曲があったことを思い出していた。車に乗ったときに、NHKのFMをよく聞いている。そのときたまたまブラジルの曲かなんかが流れていた。
Una Sera di Tokyo ウナ セーラ ディ トウキョウとはどんな歌謡曲だったかは忘れてしまったが、なぜだかこの曲名のみが頭に残っているだけである。
もっともウナ セーラ ディ トウキョウという文句が曲の最後にあったことだけは確かである。訳すると「東京の一夜」ということであり、それが若い女性か男性の恋の歌だったのだろうか。
Buona Sera ブォナ セーラは「今晩は」にあたるイタリア語である。ちなみに「今日は」はBoun Gi'orno ブォン ジョウルーノである。
大学院生のころにイタリアから来ていた研究生から、イタリア語を教えもらったことがある。もちろん1対1ではなくちょっとしたクラスである。彼はLivio Allessiという名でトリノの出身だった。彼は教育学部の Y 先生の研究室におられた。Y 先生はイタリア史か何かが専門であったのだろう。
その前にはバッサリーノという女性が彼の研究室におられて、やはりイタリア語の講習会を開いておられたが、そのときにはイタリア語を学ぼうとは思わなかった。
Ci sono ~とかc'e ~とかいうのがイタリア語で「~がある」という言いかたである。だからAlessi氏はまず「あります」という。そのつぎに「~が」というわけである。まるでCi sono ~を単に日本語で言いかえているだけだが、それでも日本語は語順に融通が利くのでわかる。
彼にイタリア語を学んでいた頃に、大学の食堂で昼食の時に彼にあったときに「昼間はなにをしているのですか」と日本語で言ったら、この「昼間」という語の「間(ま)」に彼はひっかかってしまった。いまならin giornoとかなんとか助け舟を出せたかと思うが、そのときはどうしていいかわからずその語は大したことではないとか言って済ませた。
もう50年以上も昔のことである。もっともその後イタリア語を勉強したことはないのはあまり若いときの貴重な経験を生かしているとは言えない。
を昨夜、Eテレでみた。自分の人生に満足しているかというアンケートがそのなかであったが、自己採点すると20点であり、まずまず自己満足していることがわかった。
楽観主義を支えている要素は
1.ポジティブな思考
2.ポジティブな行動
3.根気と粘り強さ
4.自分の人生をコントールできる
の4つがその要素だとあった。特に1と2だけではなく、3と4とが重要な要素になっているとの指摘がされていた。多分3と4の要素が実は楽観主義の人生を決めているという。
それも単なる楽観主義ではなく、「現実を直視した楽観主義である」とのことであり、成功している人の多くはこのような特徴を備えているとのことであった。
楽観脳と悲観脳をサニー・ブレインとレイニー・ブレインと象徴的に表している。「他人との比較をするな」とか「自分は何をしたいのか」をよく考えることが重要という指摘はなるほどと思わされた。
人はいつも
1.うつ
2.ぱっとしない状態
3.万事順調
の3つの状態のいずれかだが、大部分の人は2の「ぱっとしない状態」なのだそうだ。
「家族や友人にと一緒にいることが幸せ」ということや「人生に目的をもつことが必要である」と強調された。白熱教室はNHKで何回もいろいろなテーマで放送されているが、途中で眠ることなく最後まで視聴できた数少ない機会であった。なお、これは昨年7月だったかの再放送である。
放送の最初のほうで人は認知バイアス(cognitive bias ?) をもっているといわれていた。
英語の勉強を兼ねて字幕とともに英語を聞くように努力をしているが、なかなか聞き取れない。