とインターネットの検索で入力して私のブログに到達した K さんからコメントをいただいた。そういうインターネットの使い方をする人がおられるということを実例として知ったわけである。
これはインターネットで接触があったわけではないが、先日電話をいただいた方は武谷三男の幼年時代から小学校時代等に関心のある方であったが、インターネットで武谷三男の自伝がないか探しておられたようである。
『思想を織る』(朝日新聞社)と『聞かれるままに』(思想の科学社)を紹介したが、この方もインターネットでいろいろ探されたようであるが、自伝にはたどり着かなかったようである。武谷は『思想を織る』を自伝だとはいっていないが、これは実質的に自伝にあたるものだと言っていいだろう。
アマゾンコムで武谷三男と入力して検索したら、『思想を織る』は出てくるだろうが、それが実質的な自伝であるとはわからなかったのだろうか。もっともこの方はご自分の小さいときに住んでいたところが武谷の住んでいたキルーンであり、むしろ自分の住んでいたところについての情報がほしかったようである。
だが、電話で話を伺っただけでも興味ある話だったので、どこかにこの W さんが記録としてご自分の経験を込めて記事を書いてくださることを願っている。