とか何とかいう、医師:中村哲さんの放送をEテレで見た。アフガニスタンの住民の医療を見る医師として派遣されたのだが、水の必要性を痛切に感じて27キロにも及ぶ水路を掘ってその水路の周辺を農業のできる土地とした。
水があることは100人の医師を派遣することよりもいいと彼は言う。彼は別にアフガンでの平和を目指した活動をしているわけではないのだが、結果的に農業ができて自分の家族と生活できる人たちはタリバンにもISにも参加する必要がなくなり、平和に暮らしているという。
もっとも彼が開いた水路の沿線では60万人のアフガニスタン人が平和に暮らせているけれども、それはアフガニスタンの人口の2%にしか過ぎないという。だが、そういう人が少しでも多くなれば、結果的に人々の心は落ち着いてくるのではなかろうか。
タリバンに行く人たちも給金をタリバンがくれるから行くのだという。乾燥して水の供給がなく耕す畠も枯れはてていれば、食べていくためにタリバンでもなんでも傭兵になるのだという。
もし水があって、農業ができれば、誰が好んで兵隊になるだろうか。考えさせられる放送であった。私はこれを深夜12時からの再放送で見たのだが、ゴールデンアワーにこの放送はあったはずである。
水があることは100人の医師を派遣することよりもいいと彼は言う。彼は別にアフガンでの平和を目指した活動をしているわけではないのだが、結果的に農業ができて自分の家族と生活できる人たちはタリバンにもISにも参加する必要がなくなり、平和に暮らしているという。
もっとも彼が開いた水路の沿線では60万人のアフガニスタン人が平和に暮らせているけれども、それはアフガニスタンの人口の2%にしか過ぎないという。だが、そういう人が少しでも多くなれば、結果的に人々の心は落ち着いてくるのではなかろうか。
タリバンに行く人たちも給金をタリバンがくれるから行くのだという。乾燥して水の供給がなく耕す畠も枯れはてていれば、食べていくためにタリバンでもなんでも傭兵になるのだという。
もし水があって、農業ができれば、誰が好んで兵隊になるだろうか。考えさせられる放送であった。私はこれを深夜12時からの再放送で見たのだが、ゴールデンアワーにこの放送はあったはずである。