をいつも話している。これは話題がなにになるかはわからない。そのときの自分のおかれた状況とか政治情勢とかによる。そうすると前もって準備することなどできない。
現在自分の知っている語彙を使って、なんとかこなす。これは私たちのグループの人たちは皆そうしている。だから、そういう意味でいえば、ある程度以上のドイツ語力を持っていう人たちだともいえる。しどろもどろになりながらも、なんとか自分の言いたいことの何分の一かを伝える。これは単に「おはよう」だとか、「今日は暑いね」だとか反応するのとはちがう。
つまり、決まりきった定型のあいさつとかはそれを使い慣れれば、なんてこともないはずだ。だが、そこから一歩でもはずれると途端にしどろもどろとなる。だが、そういう訓練を重ねる以外に外国語を上手に話す方法はない。