をした。これは昨日のことである。今号はちょっと投稿がすくなかったので、その補いということもあって、私のエッセイを載せた。もっともこれは8月中から以前に書いた古いエッセイを修正したり、付録をつけるのにかなり時間を費やしていた。
それを今回掲載したことはまあよかった。いつもながら常連の投稿者である、N 先生と S さんの投稿なしでは「数学・物理通信」の発行は風前の灯となる。それでいつも投稿してくださることに感謝をしている。
さすがに今月は3号目の7巻8号の発行にはとてもならなかった。これは私としても手に余るという感じである。もっとも原稿があれば、あまり手元に原稿をおいておくのはあまり投稿者に申し訳ないので、できるだけはやく掲載をしてしまいたいという気持ちである。
ただ、投稿されればそれを全部掲載しているかといえば、そういう訳にはいかない。曰く言い難いのだが、なにかこれは載せた方がいいだろうという気のする論文とかエッセイとどうもそうは思えないというものとがある。これは論文の完成度とかでもないような気がする。
これは虫がすかないとかいうのでもなさそうである。あまりそういう感情的なことは思わないのだが、やはりなにがしかの基準をもっているということである。それはどこかに言葉で言い表すことができればいいのだが、それはとても難しいと感じている。