は前には数日は同じものであったが、最近は1日か2日で変わるようになった。
その写真が動物の写真であることもあるが、風景であることが圧倒的に多い、ところがこんな風景が世界にはあるのだなという風景をいつも見せてくれる。私はそういう景色を見て、実際にはそこへ行くことなどできないのだが、憧れを抱く。
私だけではない気質だとは思うが、風景を見て、見えるところもいいのだが、遠くて見えないところがどうなっているのだろうとか、見てみたいという気持ちが子どものときから強い。実際にはそういうところまで行ってみることはないのだけれども。
6歳くらいのときに、朝鮮(今の韓国)チネから日本に帰ってきたが、それから大学に進学するまで住んだ故郷の I 市の道の端の遠く霞がかかっていて不思議に思えた。道の見える端まで歩いて行って、その先がどうなっているのか見てみたい、という気が強くおこった。実際には私はあまり活動的ではなく、ムチャのこともしないほうだったので、その気持ちをもっただけで、その町の道の見える先まで行くことはなかった。
話をもとにもどすと、このパソコンの風景がどこの国のどころ辺の風景だと知っただけで、その不思議さがいくらか落ち着く。
先日はこれは外国の紅葉の景色だろうと思ってどこだか調べたら、実は日本の東北地方のある湖のまわりの紅葉であることがあった。