もう自分では言うことがなくなる。書くこともなくなる。新しいことなどなかなかいうことができない。物理か数学の書評をしている「とね日記」さんはその点ですばらしい。
彼のブログが群を抜いてトップをキープしているのはうなづける。「とね日記」さんは数学科の卒業生だと書かれていたが、物理のことも書いておられる。書評というけれどそれ以上のプラスアルファがこの人にはある。
もっとも私などとは違うのはこの人は自分のわかったことを書評には書かれるが、それを他人にわかりやすく解説を書くとかいう気があまりないらしい。ほんとうのところはわからないが、そういう方もおられるということだろう。しかし、こういう人がおられるということはやはり日本の文化の広がりを示しているのだと思っている。