1929年の大恐慌の後で知的な人々にいろいろな人々に大きな影響を与えたらしいことを最近知った。
これは私たちの世代ならば、1989年とその後の数年続いたいわゆる社会主義国の崩壊の私たちに与えた影響と比較できすることができるだろうか。
1929年の大恐慌は資本主義の崩壊ととられたという。これはまったく平行的に1989年とそれに続く数年の社会主義の失敗とほぼ同じ影響を多くの人々に与えたと考えれられる。
そして現在であるが、資本主義がやはりうまくいかない時代にさしかかっているような気がする。
いわゆる独占資本主義の崩壊が起こっているのではないかということである。
これはすくなくとも日本ではどうもほんとうらしい。もっともアメリカではいわゆるGAFAがまだ隆盛であるので、独占資本主義の時代が終わったという感じはしないだろう。
だが、日本ではあまりつぎの時代をどうやって利潤を生みだすのかというアイディアはあまり起こっていない。老人が多くなったという少子高齢化が進んでいるのでこれからどうするのかというアイディアはあまりない。
スーパーシティくらいしか構想を知らない。グリーンニューディールはもう一つの構想であろうか。
いわゆるアベノミクスだが、どうも行き詰ってしまったらしい。