商の関数の微分公式の忘れかけていた。これはちょっとショクだった。
精確に言えば、完全に忘れていたわけではないが、どうもあやふやになっていた。
最近でも、式の計算は時折するけれども微分の計算はほとんどしなくなっていた。それで公式集を見るということをしたくなったが、これをやはり微分の定義にしたがってもう一度導出してみた。
ちょっと時間はかかったけれどなんとか導出できて、記憶を補強できた。こういうことが起こるとは思ってもいなかった。
積の導関数の公式は多分忘れてはいない。しかし、商の導関数は少し面倒なのであまり使わない。
科学者とか技術者は計算することが大切だから商の導関数の公式とかは忘れてはいけないのだが、やはり頭の衰えはある。
中学や高校でしっかり覚えたはずの英語のつづりがあやしくなってきたのは60歳代のころだったろうか。こちらはもう抵抗しないでその都度辞書を見るようにした。
このごろではパソコンのワープロで英語の綴りが正しくないと言葉の下に赤の波線が入って警告を出してくれるようになっている。
だからそれを見て正しいと思われる英語の綴りを入力するという風である。
漢字などはもう書けない。もっとも最近はパソコンで入力だから、まちがった候補を捨てることさえできればいい。