8月６日8時15分と8月9日11時2分とを覚えておこう。
首相は広島と長崎を訪問して講演をしても核兵器禁止についてはなにもいわない。
心ない人である。いまさらここで改めていうことでもないだろうが、血の通った人間とは思われない。
言葉だけの美辞麗句だけの心ない人という印象しか与えない。こういうつれない人を首相に担ぐ日本の国がかわいそうである。
しかし、このことは結局私自身のつれなさのことかもしれない。詩人ならばこう断じるのであろう。
三連休の最終日だが、日曜日ではないので仕事場に出て来た。
すこしでも仕事を片付けたいからである。そろそろモーリーの定理の入力を終わらせたいと思っている。
土曜日にもう一つモーリーの定理関係の図を描いたら、土曜の夜は夕食後テレビをつけたまま正体もなくぐうぐう眠ってしまった。
多分昼の仕事で頭を使ったからであろう。自分ではそんなに頭を使ったとは思わなかったのだが。
８月２２日には高松で徳島科学史会の年会がある。その講演の準備もしなくてはならない。以前から読んできた、中岡哲郎さんの『技術についての１３章』（日本評論社）の中の技術論についての箇所から武谷批判についての論説を論じたいと思っている。
これは「他人から見た武谷三男６」と題して話すつもりである。もっともあまり準備がよくできているわけではない。