「武谷三男博士の著作目録」の改訂の必要があるらしい。
「武谷三男博士の著作目録」とは私が編纂した「素粒子論研究」電子版に掲載されているものである。最新版は5.1版だかである。
一つでも私の知らない武谷三男の書いた文章の載った書籍があるとわかれば改訂してきた。確かではないが、最新版では243の著作を掲載している。A4で25ページにもなる(注)。
多分、世界中で一番詳しい著作目録だと思う。ところが先日国会図書館のOPACを検索していたら、私の見かけたことがないと思われる著作があるようだった。
詳しいことはわからないが、たぶん、現在の最新版の著作目録を改訂する必要があろうとそのときに思った。
武谷三男の研究は最近の武谷史料研究会のメンバーのおかげで少しづつ進み始めている。
しかし、まずはどういう資料が武谷三男関係の資料であるのかそれをはっきりしなければならない。
単行書に掲載されていない論文を含む目録はまだ出ていない。西谷さんがかなり網羅的なリストをつくられているが、まだ公表される段階ではないと思う。
そういう網羅的なリストは将来つくる必要があるとは思うが、なかなか思うだけで実行は難しいだろう。
(注)英文とかそのほかの研究論文目録も私の編纂したものがやはり「素粒子論研究」電子版に掲載されている。