このところドイツ語づいているので、ついでに「鉄棒する」とはドイツ語ではam Reck turnenという。こんな言葉はドイツ語学習歴60年以上なのに一度も聞いたり読んだりしたことはなかった。
鉄棒の棒のことをなんというか。先々回のドイツ語のクラスでもドイツ人のR氏からも的確な示唆はなかった。
これはその後die Reckstangeというとわかった。日本人の小学生ならできることが望まれる逆上がりは、Felgaufschwungというらしい。
Aufschwungはシンチンガーの「独和辞典」には「蹴あがり」と訳がついていた。富山「独和辞典」では「振り上がり」と訳がついているが、「振り上がり」という日本語は聞いたことがない(注)。
ちなみに私が若い父親だったころにはまだ鉄棒の逆上がりや蹴上りはできたが、さすがにいまは多分できないだろう。
妻は大抵何でもできるが、この鉄棒の逆上がりはできない。それで子どもたちの逆上がりの指導は私の役目だった。
それに加えていうなら、妻はスケートができない。町内での子ども会がスケートのために市内のアレーナに行くときにはいつも私が自分の子どもたちの指導に行かねばならなかった。
テニスは私は下手だが、妻は上手だったので、その点ではバランスがとれている。
(注)広辞苑の第5版を引いてみたが、「振り上がり」という日本語はなかった。