共円、共線、共面とかいう用語の問題である。
あまり一般的に使われない用語なので、数学・物理通信に投稿された論文を読まれた方からちょっと言及があったので、調べてみたが、あまり私のもっている本にはどれも詳しく書いてない。
特に共円、共線が投稿論文に使われていたのだが、この説明があるのは武藤先生の本しかない。
それによって編集後記に追記をしておいたが、もっとちゃんと調べて数学・物理通信に掲載しておいたほうがよさそうである。
共円は4つ以上の点が一つの同一円上にあることを意味するが、同一直線状にない3つの点を通る円は一つに決まるとか。
また、直線は2点が決まれば、一つ決まるから、2点が一つの直線上にあるということは当然であるので、3つ以上の点が同一直線上にあるときに共線ということが意味をもつ。
同様に考えると3つの点があれば、平面が決まるから共面とは4つ以上の点が同一平面上にあることを意味するとか。
いままであまり考えたことがなかったが、こういった事情がある。