中井正一の「委員会の論理」というエッセイを読み始めている。
これは岩波文庫の『中井正一評論集』の冒頭のエッセイである。まったくわからない。しかし、初読がなければ再読もないので、わからなくても読んでいる。
これは項目が18まであるのだが、ようやく8まで来たところである。これで半分まで来たのかどうかはわからない。
特にはじめのほうはまったくわからなかったが、だんだん具体的になってきたので少しは判読できそうになってきている。
これは武谷の技術論の先駆をなしているものに中井正一の「委員会の論理」と三木清の技術の哲学があるのではないかという論考を読んでいるため、その参考に必要になっている。
三木清の方はどこに掲載されているのかもわかっていない。