物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

子規の俳句(9月)

2020-09-03 12:56:40 | 本と雑誌
8月の子規の俳句を載せられなかった。

9月の子規の俳句を載せておこう。

 駄菓子売る茶店の門の柿青し (子規)
 green persimmons 
    by the gate of a teahouse
    selling sweets      (Shiki 1895)

persimmonとは辞書を引くと柿の実とある。しかし、81歳のいままでこの英語は知らなかった。

ちなみに、柿はドイツ語で der Khakiだったかである。日本語でカキといっても通じると思う。このKhakiはスペインから来たというドイツ人もいる。

(注)もっとも私のもっている独和辞典ではder Khaki, das Khakiには果物の柿の意味が載っていない。しかし、Khakiは多分そのままでドイツ人に通じるであろう。

 

「数学・物理通信」10巻6号の校正

2020-09-03 10:28:44 | 本と雑誌
「数学・物理通信」10巻6号の校正に入っている。これがなかなか手間がかかる。

共同編集者のSさんから素原稿を読んで、ご意見をいただいたので、その意見を生かすべく原稿の順序を置き換えた。

それだけではなく、原稿を読み直しているのだが、なかなかミスがなくならない。一応の編集というのは本当に一応の編集であって、むしろこれからの方が手間がかかると思う。

それでもその努力をしたくないのなら、「数学・物理通信」の発行などしなければよいのだといわれればその通りである。

私自身のやりたいことの20%くらいしか、いままでにやれていないという感じをもっている。だから自分自身のエゴだけを考えるのならば、「数学・物理通信」の発行など止めて、自分の考えていることだけに集中すべきなのであろう。

しかし、そう考えたとしても「数学・物理通信」の発行を止めるべきではあるまいとの平凡な結論におちつく。

いままで「数学・物理通信」の発行を止めるなどと考えたことがなかったのは自分でも不思議である。