物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

6月の子規の俳句

2021-06-07 14:50:20 | 本と雑誌
6月の子規の俳句を書いておこう。

 五月雨に御幸を拝む晴れ間かな    子規
 
  rainy season 
       looking up at Mt. Mikiji
       in clear moment                    (Shiki 1892)

御幸寺は「みきじ」と読む。E大学の北側にラクダのようなこぶの二つある、それほど高くない山がある。それがこの御幸寺山であった。

1968年4月から、京都大学のある研究所の非常勤講師を数か月していたが、そこでの半年の滞在から松山に1968年10月に赴任した。私の居室はE大学の工学部の3階の北側の部屋で、そこからこの俳句にも読まれた御幸寺山がいつもよく見えた。その半年後には京都大学の卒業生のKさんが赴任して来られて、それから、また一年かそこらをその部屋で一緒に過ごした。

松山は郷里の I 市からあまり遠くなかったので、高校時代にも松山に来たことがなかったわけではないが、松山での生活の始まりの記憶が、この御幸寺山であった。

いまから50年以上も昔のことである。






  

日曜日によく休んだので

2021-06-07 13:44:57 | 本と雑誌
日曜日によく休んだので今日の月曜は元気いっぱいである。

ところが、エッセイを読んでもらったところ、いろいろミスを指摘された。すべてもっともな指摘なので修正をしようとしている。

ところが、ちょっと致命的なことに気がついてどうしようかと今ためらっている。どうしてもその致命的なところについての考えを述べなければ、ならないのだが、どうも面倒なことになってきた。

一人で考えているときには気がつかなったことに、これは少し以前から気がついたのだが、どうしよう。

元ネタの高木貞治『代数学講義』(共立出版)にはそこをうまく避けて記述をしているように思われる。