遠山啓著作集の「三角関数」のところを読んでいたら、球面のことが出てきてそれが説明が簡略なために私には理解ができなくなった。
以前に読んでいたときにもそうだったらしく、フリクション・ボールで何か「わかりやすい本を読むこと」と赤字で書き加えていた。
球面幾何のことがわからないのだ。同じ遠山先生の「数学の広場」シリーズの『3次元の世界』(ほるぷ出版)を取り出してきて、いま読んでいる。これは中学生を読者対象としているためであろうか、いまのところあまり読み難くはない。もっともこの本を読んだことのある中学生がどれくらいいるのだろうか。
私の子どもが中学のころだったか高校のころだったか、「数学の広場」シリーズを学校の図書館で借りては読んでいたが、どれくらい理解しただろうか。
もっとも私のように84歳で初めて読んでいるのはあまりにおそすぎるだろう。