物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

平和は戦いからは来ない

2024-10-01 18:10:39 | 本と雑誌
イスラエルとガザのハマスとの戦闘はレバノンのヒズボラに飛び火してしまった。ひょっとしたらイランとイスラエルの戦争に拡大するかもしれない。

これはイスラエルにはわるいが、こういう武力に武力を対抗させるのではいつまでたってもイスラエルに平和は来ないと思う。

イスラエルの人だってうすうすはそう感じているのだろう。だが、少しイスラエル人が死んだからといってその報復を爆撃とかでおこなったら、そのとばっちりにあう人がどうしてもでてくる。そしてそのとばっちりでなくなる人の方が多くなる。標的にした人の数よりも圧倒的に多くなる。

そして、その人たちの親族や隣人が恨みに思わないはずはない。和平しか最終的な方法はないのだ。いくら強力な軍備とか武器を備えていても。そのことがわからない理性のない人たちではないと思うのだが、実際の対応は最悪である。

そしてやはり同じ場所になかよくいろいろな民族が共存するということを志向しなくてはならない。

20世紀半ばの核戦争の脅威が叫ばれたころ、戦力の平衡ということは実現不可能だと世界の識者が論じた。それと同じことが小規模だが起こっている。そしてそれはいつ世界規模の大戦へと移行するかもしれない時代なのだ。

まずは力のあるものの自制を促したい。

つぎから、つぎへと

2024-10-01 12:31:37 | 本と雑誌
つぎから、つぎへと用があるものだ。

Nさんの『武谷三男の生涯』の原稿を見ることから解放されて、数学・物理通信14巻5号の編集をしてきた。その発行は明日か明後日になるが、目途はついた。

ということで14巻6号の編集がようやく視野に入ってきた。これも10月中には発行をしなければならない。

原稿は朝日新聞の近藤康太郎記者のと小方さんのがあり、武藤徹先生の追悼号なる予定である。それと私が用意している武藤徹著作目録である。これはなかなかすべての文献にあたることができない。

私の持っている本と国会図書館の目録から基本はつくったが、一部は愛媛大学図書館に行ってページ数を確かめたものもある。県立図書館にも4冊ほど私の持っていない本が所蔵されているので、県立図書館が休館になる前に行って見せてもらわねばならない。

それ以外は収録データとしてたらないものがあるが、これは仕方がないと考えている。

それらがすめば、本来の私自身の仕事に帰ることができる。なかなか忙しい。