LGBTQと関係がないのかもしれないが、前々から不思議に思っていることがある。
生まれた性は女性だが、女性にはなじめず、むしろ自分は男性だと思ったり、
逆に生まれた性は男性だが、それになじめず、むしろ自分は女性だと思ったりする人がいる。
そういう人のことを悪く言うつもりはない。ヨーロッパの言語は男性と女性で形容詞の語尾がoからaに変わったりする言語がある。私の少し知っている言語ではイタリア語である。そういう言語を話す人たちで私の言うような方々はやはりこの語尾変化にも敏感に違和感を感じておられるということなのだろうか。
日本語も、もちろん少しは女性用語とか男性用語とかがないわけではないけれどもje suis heureux(私は幸せだ)がje suis heureuseとかという風には変わらないのでさほど困難ではないが、上の場合のフランス語では明白にちがってくる。こういう言語においても違和感を感じるとすれば、かなり深刻である。
そういうことを直接聞く機会は私にはないだが、どういう風に感じておられるのだろうか。フランス語の初歩を学ぶときには、そういう人のことを思って好奇心がわく。