物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

um Gottes willen

2024-10-25 12:26:41 | 本と雑誌
いままで一度もum Gottes willen(ウム ゴッテス ヴィレン)(注)というドイツ語のフレーズを聞いたことがないということはないのだが、willenというのが前置詞(後置詞というべきか)だとは知らなかった。willenは(~のために)という意味だと辞書にはある。

meiner Meinung nach(私の意見では)とか普通にいうと前置詞だが、名詞の後ろに置かれる前置詞もある。しかし、willenという前置詞があるとはほぼ65年近くドイツ語を学んでいたのに知らなかった。

いや知らなくてもいいのだろうか。私は別にドイツ語やドイツ文学の専門家ではないから。willenは2格支配の後置詞だという。そういう後置詞があることも知らなかった。Willen(神の意志)かと思っていた節がある。

私みたいな頭の散漫な者にはいつまでたっても学ぶべきことがある。

(注)um Gottes willenは独和辞典には「とんでもない」「お願いだから」と訳がついている。どういうときに使うかわからないので、独独辞典を引いてみたら、verwendet, um Ueberraschung, Ensetzen,Bedauern o. Ae. auszudrueckenとあった。「驚いたときとか、悲観したときとか、残念がるときとか」に使うのだろう。oh, mein Gott, oh, du lieber Gottとかも同じように使われるという。

右からか左からか

2024-10-25 12:11:33 | 本と雑誌
人間が何気なくすることで右からするのか左からするのかいつも気になっている。

こういうことをいうのは私が右と左との区別がつかない人間からなのだろうか。
こういうブログを書くのは横書きだから左から右へ書いていく。数式なども左から右へ書いていくのが普通である。

横書きは左からと思っていたら、もう何十年も昔のことで記憶も定かではないのだが、ドイツで知り合ったエジプト人のS氏はアラビア語を横書きだのに右から書いていたようだった。

このS氏はエジプト人だから英語は上手に話したが、ドイツ語のいわゆる枠構造とか、副文章の場合の定動詞後置の原則などはわかっていなかった。その後このことを知ったかどうかはその後つきあいが途絶えたのでわからない。

つい、まったく関係ないことにそれてしまった。いつも正午と15時にラジオ体操をしているが、こういう体操運動のときにも体を左から動かすのが普通なのか、それとも右から動かすのが普通なのか。

どうもラジオ体操の動きだと左からのことが多いが、それはいつでもそうなのかどうか。またもし左から動きを始めることが多いとすれば、それは何故なのか。

こういった普段は気にも留めないことだが、こういう些細なことも気になる困った性格の持ち主である、わたしは。もっともそれで悩んで不眠症にはなったりまではしないのだが。