庭の萩を抜こうとした妻のブラウスに萩の実がいっぱいついてしまった。
あわてた妻は洗濯機に入れて洗濯してブラウスについた萩の実をとろうしたが、失敗して、二人で90分ほどかけて脱水した洗濯物のブラウスの袖や背中についた萩の実をとった。
はじめはブラウスのいたるところについていたのだが、少しづつ萩の実が取れていくとある意味で自分の領地が広がっていく感じで、その領地を少しでも増やす感じで萩の実を取って行った。
いちいち数を数えていたわけではないのだが、数百以上あったのだと思う。椅子に座って足元にゴミを入れる屑籠をおいての萩の実の除去だった。
久しぶりの共同作業で妻から大いに感謝されたし、私もブラウスがきれいになってうれしかった。