【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

参院環境委員会だけは与野党出席で動く→国会正常化へ

2009年11月24日 20時50分36秒 | 第173臨時会(2009年10~12月)政治主導
 自民党らが25日から審議復帰することで国会正常化のめどがついたようです。ブログの更新は再開しようと思います。

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 連休明けのきょう24日も参院環境委員会だけは動いていました。野党も出席して、午前、午後にわたり、小沢鋭仁環境相らが一般質疑に応じました。この委員会の委員長は自民党参院議員が務めています。

 民主党参院議員で自動車総連出身の池口修次(全国比例)さんらが、「地球環境対策税」について、野党っぽい質問をしていました。政権交代による参議院与党の変化というのも大変面白いので、今後もウォッチしていこうと思いました。池口さんは「自動車に乗る人が担税力があるという前提は違う」と主張していました。自動車は生活必需品だという雰囲気でした。

 野党の質問のときには、環境省政務三役のほか、財務省、国交省の副大臣も答弁席に座っていました。野党から質問通告があり、政治主導だから見られる光景ですが、全部応じていると、政務三役も大変だと感じました。