民主党の小沢一郎幹事長が16日夕、首相官邸に行き、鳩山由紀夫首相に「子ども手当」(2010年6月初支給予定)に「所得制限を設けるべきだ」と要望したようです。
これは決まってからでは遅いので、ここで意見表明しますが、「所得制限」には絶対反対です。仮に所得制限をした場合、私自身、民主党サポーター登録をしていますが、重大な決意をすることもあり得ます。
私の生まれ育った自治体は公明党が強いので、昔から児童手当がありました。
しかし、私の2親等の元子ども(私含む)や、他県で暮らす3親等の子どもの合計4人は生まれてこのかた、ただの1円も児童手当をもらったことがありません。私の幼稚園時分、他の保護者2人が家に来て、児童手当をもらいに行こうというので、私の保護者が「そのような手当は知らない」というので、支え合いというか、ありがた迷惑というか、担当者に連絡してくれた人がいるのですが、「もらえません」、「理由は言えません」とくり返されたそうです。
なぜ貰えないかは隠しておかないと、保護者同士がぎくしゃくします。
家族揃って、ようやく初めて、来年6月から子ども手当が貰えると楽しみにして、子どもの一人は自作の民主党の歌まで歌っているのに、そういう家庭の楽しみを奪って、何が「国民の生活が第一。」だ。仮にわが党がそのような要望をし、鳩山内閣が認めた場合は、来夏の第22回参院選に向けて、私自身重大な決意をせざるを得ないと思います。
マジメに税金を納めている人間が、控除を廃止され、手当をもらえないという不公正がこの社会にあっていいのか。モラルハザードの極みではないか。財源がないなら、企業への法人税をドーンと上げるべきだ。それができなければ、自民党政権と何が違うのか。
謹啓 小沢幹事長殿。
ふざけんな! 馬鹿野郎。
私たち国民が小沢幹事長の首根っこをしっかりとつかまねばなりません。
子ども手当の所得制限は、民主党に期待した30代~40代オピニオン・リーダー層への裏切りです。政権なくすよ、ホント。
鳩山由紀夫総理のご英断よりも先に、政務三役らがしっかりとマニフェストの理念・哲学・思想を貫徹させ、総理を守るべきです。16日に開かれた厚生労働省政策会議では、長妻昭厚労相が現時点で所得制限は設けないと発言したそうです。
民主党政権の真価が問われる事態を迎えました。