【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

阿久津幸彦・民主党副幹事長の参考人招致を要求

2010年02月15日 11時19分25秒 | 第174常会(2010年1~6月)空転政治主導
[写真]衆院予算委員会への参考人招致を要求された阿久津幸彦・民主党副幹事長(宮崎信行撮影)

【衆院予算委員会 一般的質疑②日目 2010年2月15日】

 自民党の福井照議員は15日午前の衆院予算委員会の一般的質疑で、箇所付け漏洩事件に関して、阿久津幸彦・民主党副幹事長(衆院議員)の参考人招致を要求しました。

 三日月大造・国交政務官は、1月28日夜、阿久津副幹事長に箇所付け資料を持って行ったことを明らかにしました。阿久津副幹事長は29日、各都道府県連の代表者に資料を漏洩しています。

 福井議員は、阿久津副幹事長が1月30日ないしは31日に、八王子南バイパス周辺の地権者に対して、箇所付けを明かし、「俺は政治力があるんだ」といった趣旨の発言をしたことを暴露しました。

 福井議員は、三日月政務官に対して、「三日月さんは小沢さんのことが好きじゃないんでしょう?」と語りかけ、「いやいややっている仕事は必ずミスするんでしょ」と三日月政務官に同情しました。

 福井議員は、前原誠司国土交通大臣に対して、情報の出し入れについて、「メール問題の二の舞になりますよ」とアドバイス。私も福井議員の考えに賛同します。

 この後、田村憲久議員は、菅直人財務大臣に対して、消費税について質問し、予算委員会の審議の幅が広がってきました。