宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

石破茂・自民党幹事長が我が党にエール、「民主党の与党経験が問われる」第2党以下言及せず

2013年09月22日 14時35分06秒 | 第185臨時国会(2013年10~12月)秘密保護法

[写真]自民党幹事長の石破茂・衆議院議員(鳥取1区)、衆議院ホームページから。

 2013年9月22日放送のNHK日曜討論に、任期満了前に向こう1年間の続投が決まった石破茂・自民党幹事長が出演。

 第185臨時国会(2013年10月15日召集の見通し)に臨むうえで、司会のNHK島田敏夫解説委員が「衆参ねじれが解消して、自民党の中には、野党の言うことは聞き置くだけでいいという人がいるが、第185臨時国会で野党とどう向き合うか」と問われました。

 野党全体について聞かれたにもかかわらず、石破さんは「やはり野党第1党である民主党。それは与党を経験して、いろいろなことを学んできたはずなんです。自分たちが政権にあったときに、どれくらい国家運営にマイナスになることがあったんだろうか。自分たちが与党であれ、野党であれ、国家国民の利益の方が優先するんだ。そういう共通認識を持っていけば、野党も反対するだけだ、与党も(野党の言い分を)聞き置くだけだという話にはならない。とくに民主党のみなさんの認識が問われると思いますし、それに向き合う誠実さが我が党にも問われる」と語りました。

 野党第2党以下には言及しませんでした。

 この日の読売新聞記事では、堺市長選で、民主党支持層はほぼ全員が推薦候補を支持している、との情勢分析がありました。もちろん、支持層を広げたり、無党派に浸透したりしたい、という気にもかられますが、今は、民主党支持層がほぼ全員が我が党公認・推薦候補を支持する状況を素直に喜びたいものです。政策に関しては、(仮に)当選後に、現職に伝えればいいんのです。

 また、きょうの報道で初めて知りましたが、我が党の地方議員は、昨年2000人以上いたそうです。公明党の3000人の3分の2いたということになります。今は2000人を切ったそうですが、これも、結束固めにはいいでしょう。これからは、国会議員団型から、国・地方連動型の政党になっていきますから、私ももっと我が党地方議員団に関心を寄せていきたいと考えています。

 政権交代ある二大政党政治は、下野した今がスタートです。

 

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