平成28年度第1次補正予算が成立しました。補正後の一般会計は96・7兆円。
【平成28年2016年5月17日(火)参議院予算委員会】
平成28年度第1次補正予算案。すでに先週趣旨を聞いていますので、さっそく、テレビ入りの総括質疑(基本的質疑と締めくくり質疑)。
民進党の桜井充さん(第24回参院選宮城選挙区改選定数1=1減の野党統一候補予定者)のパナマ文書・タックスヘイブンに関する質問に対して、国税庁はBIS(国際決済銀行)の44カ国の国際送金取引調査を紹介して答弁しました。
民進党の福山哲郎さん(第24回参院選京都区選挙区候補予定者)は、理事をつとめた昨年9月の安保法の強行採決について、すべてが異例だということを、参議院事務総長からの答弁で明らかにしました。
自民党からは、松村祥史・議院運営委員長(改選)が質問。熊本県選挙区選出。
公明党の秋野公造さんは、落ちた阿蘇大橋を2時間前に通過していたと明かしました。
この後、討論、採決。全会一致で可決しました。
【同日 参議院本会議】
補正予算案が緊急上程され、可決・成立。投票総数236、賛成236、反対0。
これに先立つ討論では、民進党岡田系の藤本祐司さんが登壇。今国会で引退する藤本さんは「民主政治の基本は、参加と公開と納得だ。7000億円の予備費が多いのか少ないのは、私には分からない。住民が参加したわけではない。国会が政府に白紙委任したわけではない。予備費の使用予定が決まれば、すぐに公開すべきだ。納得性の向上は、国民の政治参加につながり、参加と公開と納得の好循環は政治の好循環につながる。みなさん、がんばって政治の好循環を進めてほしい」と卒業演説しました。
【同日 参議院環境委員会】
「COP21パリ条約の国内実施のための地球温暖化対策推進法改正案」(190閣法51号)の参考人質疑。
【同日 衆議院】
審議はありませんでした。
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