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[写真]岡田克也・立憲民主党幹事長、きょう2022年8月26日(金)、宮崎信行撮影。
立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見し、報じられている以外に、2012年7月3日の岡田副総理兼内閣府特命担当大臣の記者会見で、世界日報記者が「進化論に関する副総理の考え方」を質問した経緯を「全く覚えていない」としました。筆者が指摘しました。
内閣府の公式ホームページでは世界日報の山本記者は4回質問。うち3回は細野豪志大臣。そして、最後1回岡田副総理に「進化論」質問をした後には出席の形跡がありませんが、これについて、岡田さんが何か指示したわけではないとしました。
岡田さんは「世界日報を記者会見に入れるかどうかは内閣府が判断しており、それが妥当だったかどうかはある。なかなか難しい問題ではあると思います。一応メディアですから。但し、統一教会との関係がはっきりしていれば入れるべきではなかったのではないかと思う。経緯は分かりませんので、たまたま入っていた人が質問したのかもしれない。内閣府に問い合わせるかどうかは、私が聞くというよりも内閣府としてそういう扱いをしているのならば内閣府が説明を問われると思う」と語りました。
岡田さんは副総理在任中に執務室がある官邸から内閣府4号館庁舎に移動して、閣議後記者会見を午後に開いており、会見要旨は下野から10年経っても、政府公式ホームページに残っています。
上述のサイトでは、世界日報の「山本」記者が、当時の玄葉光一郎外相が「時代に適応して変わり続ける種が強いのだ」としたとし「進化論的な政権運営についての発言」だと強調。それに関連して、岡田さんが「行政事業レビューというのは、事業仕分けの進化形としてある」と発言したとし、世界日報記者が「この「進化」という表現を副総理はどういう意味合いでお使いになられたのか」と質問しています。岡田さんは「言葉のとおりです。私はもう少しはっきり申し上げたのは、行政改革懇談会の席で、強いものが生き残るのではなくて、変化に対応したものが生き残るのだということを申し上げたことがあります。別にこれは進化論という考え方を私が信じているから申し上げたのではなくて、もう少し一般的に受け止めていただければと思います」と答えています。
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[写真]内閣府4号館で記者会見する岡田副総理(当時)=左から2人目=ら、2012年、宮崎信行撮影。
「世界日報」は株式会社世界日報社が発行する統一教会と極めて近い新聞社であることは明確です。筆者は統一教会は宗教団体ではなく反社会的団体だと考えます。但し、「山本記者」が、信者だったり、現在も社員だったりするとは限らず、クリスチャンとして「進化論」について日本の副総理に対してぶつけた、「きわめて高尚過ぎる」質問だった可能性があります。
きょう日調べたら、この件には、ブーメランがあり、世界日報の山本記者は2011年10月14日に初めて内閣府の大臣記者会見で質問しており、細野豪志・内閣府特命担当大臣に質問しています。これを含めて3回細野大臣に原発事故に関する質問をしています。
「記者会見オープン化」は、岡田克也さんが4期ながら旧自民系のホープとして政調会長をした後に、鳩山由紀夫代表が幹事長代理として手を貸してほしいと求めた際に「3つの条件の1つ」として実現。幹事長代理定例記者会見を、きょうの場所と同じところが始めました。その後、2009年5月に2度目の幹事長となりました。この時から筆者は参加しています。同年8月政権交代。外務省の大臣会見のオープン化が2009年9月に実現したことは記憶にある方も多いと考えます。この経緯からして、2011年当時の細野・内閣府担当大臣の記者会見はある程度「岡田ルール」が援用されていたと思われます。下野後の路線対立もあり、細野さんは自民党に移らざるをえなくなったのですが、細野大臣には、ややもらい事故のような気の毒な形にも感じます。
立憲民主党の岡田克也幹事長は記者会見し、報じられている以外に、2012年7月3日の岡田副総理兼内閣府特命担当大臣の記者会見で、世界日報記者が「進化論に関する副総理の考え方」を質問した経緯を「全く覚えていない」としました。筆者が指摘しました。
内閣府の公式ホームページでは世界日報の山本記者は4回質問。うち3回は細野豪志大臣。そして、最後1回岡田副総理に「進化論」質問をした後には出席の形跡がありませんが、これについて、岡田さんが何か指示したわけではないとしました。
岡田さんは「世界日報を記者会見に入れるかどうかは内閣府が判断しており、それが妥当だったかどうかはある。なかなか難しい問題ではあると思います。一応メディアですから。但し、統一教会との関係がはっきりしていれば入れるべきではなかったのではないかと思う。経緯は分かりませんので、たまたま入っていた人が質問したのかもしれない。内閣府に問い合わせるかどうかは、私が聞くというよりも内閣府としてそういう扱いをしているのならば内閣府が説明を問われると思う」と語りました。
岡田さんは副総理在任中に執務室がある官邸から内閣府4号館庁舎に移動して、閣議後記者会見を午後に開いており、会見要旨は下野から10年経っても、政府公式ホームページに残っています。
上述のサイトでは、世界日報の「山本」記者が、当時の玄葉光一郎外相が「時代に適応して変わり続ける種が強いのだ」としたとし「進化論的な政権運営についての発言」だと強調。それに関連して、岡田さんが「行政事業レビューというのは、事業仕分けの進化形としてある」と発言したとし、世界日報記者が「この「進化」という表現を副総理はどういう意味合いでお使いになられたのか」と質問しています。岡田さんは「言葉のとおりです。私はもう少しはっきり申し上げたのは、行政改革懇談会の席で、強いものが生き残るのではなくて、変化に対応したものが生き残るのだということを申し上げたことがあります。別にこれは進化論という考え方を私が信じているから申し上げたのではなくて、もう少し一般的に受け止めていただければと思います」と答えています。
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[写真]内閣府4号館で記者会見する岡田副総理(当時)=左から2人目=ら、2012年、宮崎信行撮影。
「世界日報」は株式会社世界日報社が発行する統一教会と極めて近い新聞社であることは明確です。筆者は統一教会は宗教団体ではなく反社会的団体だと考えます。但し、「山本記者」が、信者だったり、現在も社員だったりするとは限らず、クリスチャンとして「進化論」について日本の副総理に対してぶつけた、「きわめて高尚過ぎる」質問だった可能性があります。
きょう日調べたら、この件には、ブーメランがあり、世界日報の山本記者は2011年10月14日に初めて内閣府の大臣記者会見で質問しており、細野豪志・内閣府特命担当大臣に質問しています。これを含めて3回細野大臣に原発事故に関する質問をしています。
「記者会見オープン化」は、岡田克也さんが4期ながら旧自民系のホープとして政調会長をした後に、鳩山由紀夫代表が幹事長代理として手を貸してほしいと求めた際に「3つの条件の1つ」として実現。幹事長代理定例記者会見を、きょうの場所と同じところが始めました。その後、2009年5月に2度目の幹事長となりました。この時から筆者は参加しています。同年8月政権交代。外務省の大臣会見のオープン化が2009年9月に実現したことは記憶にある方も多いと考えます。この経緯からして、2011年当時の細野・内閣府担当大臣の記者会見はある程度「岡田ルール」が援用されていたと思われます。下野後の路線対立もあり、細野さんは自民党に移らざるをえなくなったのですが、細野大臣には、ややもらい事故のような気の毒な形にも感じます。
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