ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

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新進党を解党した小沢一郎氏側団体が政治資金収支報告書に誤りを認め、修正へ

2016年03月07日 10時09分14秒 | 政権交代ある二大政党政治の完成をめざして

[写真]新進党を解党した小沢一郎氏、2014年、都内、筆者・宮崎信行撮影。

 政権交代ある二大政党政治を裏切った、小沢一郎氏が解党した新進党の存続政党で、与党経験もある、旧自由党(小沢一郎党首)の政治資金団体で、民主党に合流後も、解散せず、その他政治団体として地下で存続する

 「改革国民会議」

 の政治資金収支報告書に誤りがあったことが分かりました。

 改革国民会議は平成28年2016年3月7日朝、筆者・宮崎信行の指摘で、誤りを認めました。「総務省で訂正する」と語りました。

 誤った記載があったのは、小沢氏の側近である、平野貞夫さんが代表者と会計責任者を兼務する、「改革国民会議」の平成26年2014年定期公表分の収支報告書。

 平成26年8月18日に、日本青年館ホテルに対して、370万円の「講師料」を支出。

 これに先立つ、3月4日分の427万円の支出分は、「施設利用料」に仕訳ています。

 これとは別に、同団体は収入として、「小沢一郎政治塾」の冬季合宿223万円(2月8日)、夏季合宿160万円(7月17日) を計上。

 収入より支出が多いことから、小沢一郎氏政治塾の費用は、改革国民会議から補填されていると考えられます。

 この8月18日の「講師料」について、「施設利用料」の誤りではないかと指摘した筆者に対して、小沢氏側団体は誤りを認めました。

 自民党羽田派および新生党(羽田孜党首)である「改革フォーラム21」に対して改革国民会議は5000万円を寄付。新進党結党に伴い解散していたと誰もが思っていた団体が、それから22年が経った今も存続し、13年前に解散したと誰もが思っていた団体から、逆に寄付を受けるという複雑な構図となっています。

 自民党羽田派、新生党、新進党、自由党とも、小沢氏の私有財産では有りません。が、小沢氏主導の「解党ビジネス」がなおもくすぶっていることを感じました。 

 デモクラシーは、シンプルイズベストです。

 このエントリー記事の本文は以上です。 


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