渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

桝屋敬悟(69)「ワクチン後進国」川内博史さん「大企業非正規に首相今ある精度じゃだめですか」基本的質疑が終わる

2021年02月09日 04時18分50秒 | 第204通常国会令和3年2021年
[写真]総務省、きょねん2020年8月、宮崎信行撮影。

 2月8日(月)で、令和3年度予算案の基本的質疑3日間21時間コースが終わりました。2月9日(火)は一般的質疑1日目、税制改正法案審議入り、財金委、総務委店開きになります。

【衆議院予算委員会 令和3年2021年2月8日(月)】

8日朝の記事や、その後、2回断続的に続報を書きましたが、けっきょく1時間の退席だけで、午後6時半ごろに正常に終わりました。

 公明党の桝屋敬悟さんは今季限りで引退します。「有識者の中には、コロナワクチンについては日本は後進国になってしまったという人もいる」と指摘。菅義偉首相は「なぜ少ないんだと言われるが、ワクチンは治験者が少なく、人種差があるので一定の治験の数が必要だ。しかし、ワクチン感染防止の決め手になるので、万全な接種体制を確保したい」と巻き返しをちかいました。

 立憲民主党の川内博史先生は、先々週金曜日の官邸面会をおさらいし「大企業非正規のみなさんとの面談で首相は今ある制度では駄目ですが、と質問した」ことを批判的に紹介し、首相は「みなさんのところまで届いていない面がある」とし、チェックが必要だとしました。

 その後、辻元清美筆頭理事の指示で、立憲・共産・国民が1時間退席しました。

 退席のもととなった総務省の東北新社・菅正剛次長による接待。秋本局長と湯本審議官は年1回ペースで会っていたことを明かしました。

 3日間、とくに大臣の失言やミスはありませんでした。

【与野党国対委員長会談 8日(月)】

 あらかじめ、今後9日(火)の閣議で、予備費として地方創生臨時交付金0・88兆円、時短営業一時支援金0・25兆円、PCR検査80億円の合計1・1兆円の支出を決定すると予告しました。予算委員会理事会で審議の予定。

●9日(火)の予定

 衆議院予算委員会は一般的質疑1日目。衆議院総務委員会と衆議院財務金融委員会は大臣の所信を聞きます。衆議院本会議では国会同意人事と「所得税法改正案」(204閣法7号)。

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