田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

開店間近し!ヤマダ電機 ~スピカその跡物語~

2009-06-08 17:23:19 | 札幌(圏)探訪
 変心と言われれば変心でしょう…。
 節操がないと言われれば「その通りです」と肯定するしかないでしょう…。
 ヤマダ電機「テックランド札幌本店」の開店を前に、私の心の内を明かしましょう…。
        
        ※ テックランド札幌本店を正面側から見た三態です。

 私は自らのブログのアクセス分析をいつも確認しています。
 そうすると不思議なことに、ページ毎のアクセス数を見ると一年前に投稿した「えっ!ヤマダ電機が!?~スピカその跡物語~」(そのレポートはこちら)がずーっとベスト5入りしているのです。
 これはどういう現象なのか自分でも分析しかねているのですが、あるいはその後のことについて私がどのようなコメントを出すのか注目しているということなのかなと思ったりしています。
 そこでそのご要望(?)に応えて、開店間近のヤマダ電機の様子を伝えながら、私の心の内の中もお伝えしようと思います。
        

 昨年5月、スピカが跡形なく消えてからおよそ一年、着々と工事が進められ数週間前には工事用の外壁も取り払われ完成間もなしという感じでした。
 それが今日の朝、横を通ると荷物を満載したトラックが建物の横に並んでいて、いよいよ電気製品の搬入がはじまったようです。
 ヤマダ電機のHPにもようやく6月19日(金)開店!と華々しく謳っています。
        

 以前のブログで私はヤマダ電機の建物が周囲の建物との調和に欠けて違和感を感ずる旨のことを記しました。
 完成した建物は写真のように他のヤマダ電機の建物と相違はなく、屋上にはあのヤマダカラーの赤いマークの行燈(って言うの?)が鎮座しています。
 それはどう見ても違和感を醸し出しています。しかし、建物自体は思ったほどではなく、周りから浮き上がっているというほどの印象も与えていません。

 私は以前ブログでもヤマダ電機が、というよりも手放すSTVの見識を問うたものでした。そして今、日本の法律を遵守しながら進出したヤマダ電機に対してどうこう言う術はもはやありません。
 私たちの見る目がやがてそれを当然の光景として馴染ませていくんだろうなぁ、と…。
 節操のない見方と言われればそのとおりですが、しかし長い歴史の中ではこうしたことが幾度も繰り返されてきたのだと思います。
        
      ※ 今朝、電気製品を満載したトラックが続々横付けされていました。   

 はたしてヤマダ電機が北1条の地に受け入れられていくのか否か、それは時間が判断してくれるのだと思います。
 都市の景色というのはこうした矛盾や問題を孕みながら淘汰を繰り返し、現在ある姿に形成されてきたのだと私は思っています。
        
       ※ 開店すると駐車場になる場所は製品置き場になっていました。

 それにしてもヤマダ電機の拡大路線、膨張主義には驚かされます。いったいどこまで拡大するのでしょう?やがて沸点には達すると思うのですが…。
 札幌市内だけでこれで8店舗目、全道では22店舗目になります。これまでは郊外店舗でしたから例え撤去するとしてもそれほど問題にはならないでしょうが、こうした都心に独立店舗を構えたということは社会的責任も当然負ってくると考えます。
 ヤマダ電機の今後をウォッチングしていこうと思います。