田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

YOSAKOIソーラン 定点観察

2009-06-13 19:32:53 | ステージ & エンターテイメント
 なぜこれほどまでに熱狂するのだろう?  
 どこに楽しさがあるのだろう? 
 そんなことを思いながらYOSAKOIソーラン踊りを見続けました。
        

 札幌ウォッチャーとして延べ300万人の観客が押し寄せるというYOSAKOIソーラン祭りをパスするわけにはいきません。かといって大観衆が殺到する大通会場は避けたい思いでした。
 そこでそれほど観衆が殺到するとは思われない郊外の会場でじっくり見てみよう思い、札幌ウォークとの絡みで麻生の会場(場所はここです)に出かけることにしました。

 資料によると13日(土)の麻生会場では13時から16時までの間に28チームが演舞することになっていました。
 麻生を選んだのは札幌ウォークの絡みもありますが、私は麻生球場の中で演舞が行われ観客はスタンドに座って見られるものと考えていました。ところが案に相違して、麻生球場の外側の通路を使用しての演舞でした。

 途中、雨が降ったり、風が吹いたりと目まぐるしく天候が変わる中、肌寒さも加わってけっこう大変な観舞(なんて言葉があるかな?)となったのですが、根性(!?)で見続けました。
 28チームはそのレベルも、懸けている費用もそれぞれですが、どのチームも楽しく、一生懸命に舞っている姿が印象的でした。
 一つの発見は若い踊り子がもちろん目立ちましたが、意外に中年といわれる世代の人たちの踊り手が数多かったことです。傍で見ないと分からないものですねぇ…。

 YOSAKOIソーランを中には冷ややかに見る人もいますが、なぜこの祭りがこんなに大きくなり、参加者たちを熱狂させるのでしょう?そのことを素人なりに考えてみました。
 一つは人間の潜在意識の中にある変身願望を叶えさせてくれるということではないでしょうか。日常の生活ではけっして纏うことのないような派手な衣装に身を包み、顔面にも非日常的な化粧を施し、人前で舞うことができることに大きな喜びがあるように思えます。
 そしてもう一つは、健康志向の高まりの中でエアロビより激しいのではと思われるような舞いが、人を一種の陶酔状態にまで高めてしまっているのではと思っています。
 門外漢の見方ですから当然反論もあろうかと思いますが、そんなことを思いながらYOSAKOIソーランの舞いを見続けました。

 もう一つ、私なりの発見がありました。
 それはシャッターチャンスの難しさです。
 ブログを始めるまでほとんど写真に興味のなかった私にとって、YOSAKOIソーランの激しい踊りの中でタイミングよくシャッターを切るのは至難の技でした。ほとんどがグッドタイミングを逃したものになってしまいました。う~ん、難しい~。

 結局撮った写真の数は130枚にもなりました。その中から選りすぐり(???)の22枚をどどーっと一挙大公開します!
        
        ※ ご存知の強豪「新琴似天舞龍神」の舞いです。

        
        
        

        
        ※ この旗振りの役は大変な重労働です。雨、そして風…

        
        ※ 名古屋の学生たち「鯱」の名の入った半纏で…
 
        

        

        

        

        

        
        ※ 「JCB・夢翔舞」の江戸の祭りの舞いが素晴らしかった!

        

        

        

        

        

        

        

        
        ※ 各チームが用意する地方車は相当の費用がかかりそうです。

        

        

        

         
        ※ 最後の飾った少女チーム「舞花鈴」のかわいらしい舞いです。  


 さあ、この後はテレビ桟敷での観舞とまいりましょうか…。