田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

鶴瓶噺~ディア・ドクターバージョン

2009-06-10 20:31:16 | ステージ & エンターテイメント
 彼は当代随一の笑いの天才と言って良いのではないだろうか?
 彼が登場するだけでその場に笑いが起こり、場が和みます。
 笑福亭鶴瓶のトークショー(鶴瓶噺)に行ってきました。
           
      ※ トークショーは当然撮影禁止です。そこで今回は
       「ディア・ドクター」のパンフレットのみを掲載するこ
       とにします。
  
 現在私が唯一定期的に視聴しているTV番組はNHKの火曜夜に放送される「鶴瓶の家族に乾杯!」だけです。(以前はTBS系の「情熱大陸」のファンでもあったのですが、夜遅い番組はおじさんには辛い!)
 彼が全国各地を巡り、土地の人たちと交わす会話のひとつ一つに彼の人柄が溢れ、素人さんの心を開かせます。そのほのぼの感がテレビから伝わり何ともいえない幸福感に浸っています。
 涙腺の弱くなった私は時として見終わった後に涙していることさえあるのです。
 そんな鶴瓶師匠が札幌にやってきたのです!

 彼が初めて主演した映画「ディア・ドクター」のプロモーションのためにSTVホール(場所はここ)でトークショーを行いました。
 STVラジオが市民を招待する形で実施したのですが、運良く500人の招待客の一人に選ばれ、妻と二人で鶴瓶噺を聴いてきました。

 ハーフパンツにTシャツというラフな格好で彼が現れただけで会場に笑いが起こり、場が和みました。
 そこからは鶴瓶さんの一人舞台です。
 映画「ディア・ドクター」の制作過程のこぼれ話(笑い話?)を面白可笑しく次から次へと披露します。
 共演者の余貴美子は面白い人、香川照之は変わった人、瑛太はいい奴と鶴瓶さんの目から見た人物評をエピソードと共に紹介してくれますが、そのひとつ一つが笑い話になっています。

 映画は「その嘘は、罪ですか」がキーワードとなっているということで、彼が実際についた嘘を披露し、私たちに謎かけをします。映画の中ではどのような嘘が展開されるのでしょうか?

 鶴瓶噺の後半には、「ディア・ドクター」の監督・西川美和さんも登場しました。
 この方は監督ではなく女優でもいけそうなくらい美貌の持ち主ですが、なかなかの才媛で前作「ゆれる」では数々の映画賞を受賞したとのこと。
 メイキングフィルムの上映を含めておよそ1時間10分。
 鶴瓶ワールドに酔った6月5日の夜でした。